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" 氷雨降る朝に夢よりも悲しい現 "
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真理を暴いて絶望を注ぎ込んで僕は復讐を果たしているのか。

だとしたら、軽い、な。

そんな意味で嫌気が差さなくもない。

(だがある種の下劣な蜜ではあるな)


無限の崩壊と永遠の距離と。

ここには誰もいないのだよ、なぁ。
君には居たとしても。
それは幻。
夢を糧に救われろ。
そして君こそ、ひとりだちするがいい。
一人立ち。
独り発ち。
君の真実と楽園を、探すが良い。
そして知るが良い。
そこに施された趣向の己らしさを。


解毒剤はないが、レテの河の水ならあらんこともないな。


君は怪物の第一原因だった、ただそれだけだ。
後悔が湧き上がるのならしてみればいい、さあ、どこからにする?
呪わばこの世に形を受けたこの魂を呪え。
おまえにはおまえのできることしかできなかったのだし、それでよかったのだから。

過去は遠いぞ、触れる事も適わぬ程に。
なのに歪めるのは容易いとはおもしろきことよな。


ああ!玩弄!


それもまた私の業としよう。

人の道は最早遠きに、我が這い回るは荒野なり
おれはあの世の果てまでも行くわ、時はさかしまには流れないのだから。
そしておれはおれの国を打ち立てるとしよう、ただ夢にしか見られぬ国を。


だいぶ君とは趣向が違うだけさ。
呪わば呪え、君が胎でこの世に形を受けたこの魂を。
それでも俺は生き抜くだろう。

なぜならもう存在してしまったから!
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