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" 本本本本! "
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……


やわらかい右脳でしか通れない道のこと
詩情でしかほどけない謎のこと
文学というずっと優れた教科書のこと


ユートピア VS迷路 VS森 VS魔術
(ああ、迷路って森だなあ……)

うーっと

VS道化。

秩序、硬直、停滞 VS 混沌、変化、生成……

歴史。

でもぉ。

あーんそこまでいっちゃだめーっ!

飛躍しちゃ駄目なんだ、所謂一般的な意味合いでの論理が必要なんだ。問題目的方法。意義。学術的意味。突拍子も無い羽ばたきはNG。


アナロジーの夢を見る。迷宮と森。
複雑に枝分かれして、錯綜して、広がって、迷い込むその場所。
なぜか、たまらないノスタルジー。
泣きたいほど懐かしい。
断然、森派です。
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眉間に皺刻んで軽く論議してたのに、「よし、一冊買ってあげよう」て云われた途端へにゃ化&そわそわ

服買ったげるからって云われるたび「(そんなら三部作をセットで欲しかったな……)」

ばか……

「こうして考えてみると、一番複雑なシステムを持っているのは人間だということになる。今のところ自然界にこれ以上複雑なシステムは見つかっていないし、見つかってほしくもない。そんなものは悪女のように扱いが大変だ。」云々。複雑系……(ぽつり)

画像はオマー まったく関係ない

其処から / 此処から、コスモスが、秩序が、宇宙が生まれるのです

コレクションはコネクションを生む
広がる意味やイメージの枝葉はどこかで繋がっているし
何より人間の頭が潜在的な繋がりに気付かずには居られない
(お好みで認知科学的に云うんなら、
 脳が認知処理を節約するために知識を構造化する)
(別に悪くないし十分面白いが
 色気とメタファに富んだ言い回しって大事だと思わないか)
(其処にもまた、アナロジーという重要な術が)

  (実証科学教は人々を疑い深い馬鹿にした)

  (……あれを強引に実証科学と結婚させようとした奴に比べれば
   実証科学主義者なんてまだ可愛いものだと思う)
  (ぼくは太源の術の面目を汚すような奴は絶対に許さないぞ)

  (最大の敵は同業者、か?)



今日は花火大会があったので 人と車がそこらじゅうにあふれ出していた
家族連れからヤンキーから売女まで みな浮き足立って可愛らしいものだ

空に花が咲くたびに  どん、どん、ぱん、  と
柔らかい破裂音が心臓と鼓膜を叩いて
心中まったく穏やかでない(今は基本的にずっとよろしくないのだが)

行く手の空には膨らみかけた上限の月が煌々と輝いていて
その光はまっすぐ心の奥深くにまで差し込んだ

花火と月は、まったくポジとネガだ
月を見ても花火が聞こえるのはいけない
視覚と聴覚は一体なのだから……

僕は月しか見ない

あの光は、まったく理性的だね
太陽の光のほうがおかしくなるよ
特にこのごろ、なんだっけ、夏、そう夏ってやつだから
日中なんてまぶしくて目が良く見えないし
視神経から脳のシナプスが灼き切れそうになる


月の裏の土地は狂人しか買えない様にしなくてはならない
ルナティック・ランドだ 当然ノーマンズ・ランドで
其処に王はいない 居るのはフールだけだ
何かの間違いで…(何か?気の違い以外にあるもんか)
迷い込んだとしたら、ねえ、……?


僕の国はそのあたりとご近所さん


月はまったくいつだってルナティックだが
実は私はそれ以上に朝焼けと夕焼けに首っ丈だったりする

(月の無い夜ですら夕暮れほどに危険ではない!)

『イン・ザ・ペニーアーケード』の中の短編にこんな話あったんでびびった。ほんとこんなかんじだと想像してたもの。ミルハウザーは本当に滑らかに超現実的な境地へ行っちゃいますよね。ラヨシュ、じゃなかった、アッシェンブルグのときといい。技術的にありえないだろとかいう疑問を退けてしまう、文学的な魔術。

まあ文学の魔術師ってのはカルヴィーノのためにある言葉だけど←
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