だって
だれにもおれにもなににもどうしようもないのに
助けを求めてどうなるの
ねえ、なんとかいってよ、ねえ
あらわれただれかのために、またおれはうそをついてしまう
もう、つかれたんだ
こわれてく
そのぶんつくれば、おれはいきていられるの?
こわれて、つくって、こわれて、つくって、
穴の開いた器で砂をすくいつづけるように
頚動脈を切る力も、残っていない
いつになったら、俺をながく、眠らせ続けてくれるの
どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして
どうして、どうして、どうして、どうして、
・・・わたしはこの、くつうを、あいさねばならない
むねのきずがまたひらいていく
もう、てにおえない
それにとてもつかれたの
つぎにたちあがることも、もう考えたくない
もう次はいらないの
もういらないの
もうだめなの
ねえ、ねえ、おれのほねを、ひろってよ
それともきみもおれをわすれるの
ならいますぐだれかおれをころしてよ
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