ねむります
今日は一日ねむっていました
たった倍のんだだけでこれです

六十日分のめばどうなるかわかります
加えて、睡眠薬までのめば

死ぬのは簡単です
僕は死にかたをしっているし
ひとりでくらしていますから


しにたいですが
しぬのはすごくこわい
まだ一緒にいたいひともいる
でも、いきているという状態はつかれました

眠って目が覚めて何かを認識して考えてだれかがいて


きのうの講義で鬱病のことをまなびました(まえにもやったけど)


おそらく私は今すぐ入院すべきでしょう

でもしにたかったんじゃないの
って　自分に問い続けています



ぼくが大学で臨床心理学を学ぼうとした表の理由は
生きた人間の心について学ぶため
裏の理由は人間を殺し、自分も死ぬためでした
徹底的な解体と殺害と侮蔑
目的は果たされました

そしてぼくは新たに文学と芸術を心から愛するようになり、人類の営みを慈しむようになりました


もう、き延びたいとは思いません



ただ、今は疲れました



さっき飲んだのは夕食後のぶんと睡眠剤だから、べつに死にません

明日、幸村とあうからね


あとすこしだけ、やらなくてはいけないことがあると、おぼえておきます



いつになるかも、ならないかもわかりません
ただ、僕がいなくなったら
恐れ、寂しがり、未練をのこしながら
自らの意思と哲学から死を選んだのだと
思ってください



八日にはすこしでかけます
それから、明日から一週間だけ帰国している父にもあいたいし
そのうち学会でこちらのほうにやってくる兄にも会いたい
卒論と年内の講義をおえたら
年末年始は実家で過ごすつもりです


二月の半ばには進学がどうなるかが決まっているでしょう


あとのことはなにもわかりません


デュパン先生が追い出しコンパに誘ってくださいましたが




予定はおもいのほか沢山あるものですね